夜行バスで快適に眠るために

夜行バスが今日見られるような普及を見せるきっかけとなったのが、1983年に運行を開始した「ムーンライト号」の登場と言われています。

大型ハイデッカーバスを使った3列シートの快適さが人気を呼んだためでもあります。このムーンライト号の大成功以降、数多くの都市間を夜行バスが結ぶようになったのです。しかし大型化されたとはいえ、鉄道よりは小さい車体であるために快適さには限界があり、窮屈で体力を消耗するといった声も多く聞かれます。

乗車場所が駅から離れていたりすることも多く、旅慣れない方にとってはハードルの高い印象を持たれている交通機関ともいえます。それでも夜行バスは主に価格的な面で大きな魅力です。この魅力を最大限に活かすためには、どれだけ移動中の車内を快適に過ごせるかということにかかってきます。

一番のポイントはいかに睡眠をとるかということです。夜間走行中は車内の照明は消えていますが、移動中はカーテンの隙間から差し込んでくる街灯などの明かりにも敏感になっているものです。これに備えてアイマスクを持参すれば安心です。またアイマスクと並んで耳栓も重要なアイテムですが、ヘッドフォンで入眠に適した音楽を聴くことのほうが効果がある場合があります。

スムーズな入眠のためには、満腹は禁物。狭い座席でシートベルトを締めると苦しくて眠いどころでは無くなってしまうこともあります。腹八分目にとどめるのがベストです。アルコールも控えめに。アロマオイルを持参したり、様々な不眠対策を行うのも良いのですが、それでも眠れなければ、寝るのをあきらめてしまいましょう。

各座席ごとの読書灯がついているので、カフェイン以外の飲物でも飲みながら本でも読んで、眠ることから自分の気を逸らせることができれば、そのうちいつのまにか眠ってしまうこともあるものです。見慣れぬ旅先の街で爽やかな朝を迎えることができれば、もう夜行バスは怖くありません。

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